裏切りの微笑み: 信頼していた親友の裏の顔

【投稿者:ソラ(仮名)/30代・女性・香川県】

私は中学生の頃からユーミという親友がいました。とても信頼できる相手で、何でも話せる仲でした。私たちは高校生になってからも、ずっと一緒に過ごしてきました。週末には一緒にショッピングに行ったり、カフェでおしゃべりを楽しんだり、本当に楽しい思い出がたくさんあったんです。その頃の私たちは、お互いがお互いの心の支えだと思っていました。

そんなユーミに裏の顔があったなんて、夢にも思いませんでした。私は彼女と
[member]の友情を心から信じていたのに、それが全部嘘だと知ったのは、数ヶ月前のことです。私の彼氏が私を裏切り、実はユーミと密かに付き合っていたことが明るみに出たんです。

最初にその事実を聞いたとき、自分の耳を疑いました。私の彼氏が他の人と浮気していることもショックでしたが、その相手がユーミだなんて。この現実が信じられず、何度も「何かの間違いでしょ」と自分に言い聞かせていました。でも、メッセージのスクリーンショットや、二人で写っている写真を見たとき、観念せざるを得なかったんです。そんな状況にも関わらず、一番悲しかったのは、自分の居場所がなくなったように感じたことです。

あんなに信頼していた親友が、私を裏切るなんて。何度考えても理解できません。彼女にとって私は一体なんだったのか、一生懸命彼女の役に立てるように頑張っていた自分自身が本当に空しくて仕方ありません。ユーミに直面して「どうして?」と問い詰めることもできませんでした。ただただ、怒りや悲しみに囚われて、声が出なかったのです。

涙が溢れて止まらず、眠れない夜を何度も経験しました。寝ても悪夢ですぐに目覚めて、現実が夢であってほしいと何度も願いました。でも朝になって目が覚めると、そこには何も変わっていない自分がいるんです。

周りに相談したくても、誰を信頼すれば良いのか分からなくなってしまいました。あんなに人を信じていた自分を責めずにはいられません。結局、誰も信頼できないと思うと余計に孤独を感じてしまい、どんどん自分の心が閉じていくような思いでした。

家族も心配してくれましたが、こんな裏切りがあったなんて、とても話せるような内容ではありません。家族に心配をかけるのも嫌でしたし、このことを負担に感じさせたくなかったのです。でも、心の中では助けを求めている自分がいて、本当の気持ちに誰にも気づかれないことが余計に辛かった。

結局、私は誰にも何も言わずに彼氏ともユーミとも疎遠になりました。それが良かったかどうかは分かりません。でも、一人でいる方があの苦しみから多少は解放される気がしたんです。しかし時が経っても、その傷は消えず、心の中に深い爪痕を残しています。

今でも時々、道ですれ違う人を見るたびに「この人も私を裏切るんじゃないか」と疑ってしまうことがあります。こんな暗い考えから解放されたいと、心底願っていますが、時間が経つにつれ楽になっていくなんてことはありませんでした。むしろ、どんどん心が重くなっているように感じます。

ユーミに裏切られたあの日のことを忘れられる日は来るのでしょうか。このままずっと安心して人を信じることができないままなのかと思うと、どうしようもない悲しみに襲われます。自分の人生に再び明るい瞬間が訪れてくれることを、ただただ願うばかりです。でも、その希望さえも霞んで見えないのです。どうしようもないこの現状に、ただ涙が止まりません。[/member]

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