【投稿者：ユキト（仮名）／40代・男性・宮城県】
ある月末の金曜日、私はいつものように夜遅くまで残業して、何とか終電に間に合うように駅に向かって歩いていた。駅のホームに着くと、人波に押されながらも何とか電車に乗り込んだ。車内は疲れ果てた表情のサラリーマンやOLで埋め尽くされていた。車両の隅に立ちながら、私は思わず溜め息をついた。毎日毎日同じような光景。このままどれだけ続けられるのだろう。
その時、ふと目に入ったのは、座席に座って背中を丸めている
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